チラリズム犬
Posted on 2012.03.25
都内を拠点に世界に向けて音楽を発信するロックバンド、マンマルズの石井です。
ベースと濃い顔を担当している僕がKIWA KIWAでコラムを担当することになりました。
くだらない事を淡々と綴ろうかと思っております。
街を歩いているとマスクをしてる人を沢山見かけます。
風邪なのか、花粉症なのか、原発事故のアレか、はたまたスッピン隠しか、理由は人それぞれ。
とかくもう春ですね。
スーツの男は格好よく見えるとか、振袖の女は○割増しとかよく言うじゃないですか。
最近マスクをしている女性も割り増しで可愛いんじゃないかと思えてきました。
というか、顔が隠れてると気になって仕方がない。

化粧が面倒でマスクで隠す、これを『伊達マスク』なんて呼ばれてるみたいですよ。
(GIZMODO情報)
見えないからこそ惹かれる。おっぱいなんか特にそう。
見えないからこそ想像を掻き立てられ、妄想の世界で創り上げる像、出会った瞬間の感動と興奮。
つまりおっぱいはロマンそのものなわけです。
脱線したので話を戻します。
さてマスク。ますく。MASK。
目だけを出して鼻口隠すチラリズム。隠されるとほんっと気になる。
(と思ってるのは恐らく僕だけでしょうが)
『見ちゃダメ、触っちゃダメ、やっちゃダメ!』
こう言われると余計にしたくなっちゃうのが人間の性。
こんな心の動きを『心理的リアクタンス』と呼ぶのだそうです。
(人が自分の自由を外部から脅かされた時に生じる、自由を回復しようとする動機的状態)
押さえつけられるからこそ反発したくなるし、
欲求を押さえつけるからこそ反動が大きくなる。
不安が大きければ大きいほど、開放されたときの快感がパネェ。
ということは、犬に対する『待て!』

エサ食いたいけど『ヨシっ!』って言われないと食えないし食えないからこそ余計食いたくなっちゃうしやっと食えたときのぺディグリーチャムやべぇぇぇうんめぇぇぇぇぇぇ!の知ってるからもうちょっと我慢しよう
なんて思ってるんでしょうか。
毎日『待て!!』され続けたワンちゃんが、今日は『待て!!』されなかったら逆に不安感じるのか。
「ほ、本当にいいのかい、飼い主さん?」
そもそも犬に忍耐という心理があるのか。
うむむ、うむむむむ
こんなどうでもいい事考えながら夜中にビール飲んじゃう僕は我慢が大嫌い。
我慢しないで、桜の下でがぶ飲みしたいね。そこに隠されたおっぱいがあれば尚いいね。
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石井洋(The Mammals)
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