oto 「SUNRISE TO SUNSET tour FINAL」 2013/01/23 @下北沢SHELTER

Posted on 2013.01.28

Category: REVIEW_LIVE


この日は、彼らotoが自主制作で9月に発売したSUNRISE e.p.のレコ発ツアーファイナルであり、そのアンサー盤とも言えるSUNSET e.p.のレコ発でもあるという1バンドでダブルレコ発のイベントであった。

対バンには、盟友ANCHORが花を添えた。ANCHORはしきりに「otoありがとー!!」と叫んでいた。彼らの関係値が想像できる。ANCHORは最後まで主役のためにライブをしていた。

そんな中、otoのライブはゆる~く始まった。Gt.Vo.松井の何気ない話から始まったのだ。彼ららしいオープニングだ。まさに音楽を楽しむように「oto始めます」の声と共に幻想的なギターの音が鳴り響く。ドラムのドドン!という音が、異世界へいざなう。SUNRISE e.p.の1曲目であるSensationだ。オーディエンスはその異世界に一瞬で連れ込まれる。
Ba.タカアキのハイトーンボイスと松井の力強い声が混じり合ってotoの武器が完成する。
そのままBrilliant stepに突入。この曲もフロント2人のハーモニーに心をグッと持っていかれる。その後ろで、Dr.マサヒロがしっかりと支えている。
Fragileをタカアキは大切そうに歌い上げる。これもまた彼らの強み。
メロディックバンドと言いながらも、そのなかにホロッと切なくなる瞬間が多々現れるのがotoの特徴だが、Baby shitterでは、新たな一面が垣間見えた。ワルツ調から、テンポアップしてパンクさえ感じるこの曲。幅の広さを見せつけられた。
tiny totを会場とともに全力で駆け抜けると、そこからの彼らは無敵の状態だった。
本編ラストのStar Gazerはスローチューン。胸をギュッと締め付けるようなメロディと、絶妙すぎるコーラスワークを、オーディエンスに息をするのも忘れさせるくらいに、ただ曲を真っ直ぐに届けていた。
また、MCでは、今年に入ってからのotoの不運?な話、メンバーのごくごくプライベートな話、オーディエンスからメンバーに飛んでくるヤジなどで、会場は終始笑顔に包まれていた。
本編を終えて、疲労を感じるほどにのめり込んでしまうライブだった。しかし、オーディエンスは何かを求めていた。拍手をやめないオーディエンスはただ単にアンコールを待っているのではない。
アンコールに応え、再度、ステージへと登場したotoのメンバー。タカアキは言った。「何十回も、何百回もやってる曲やっていい?」と。そう、otoはこの曲無しには語れないのだ。Days。デモCD時代からずっと一緒に歩いてきた、言うなれば、戦友。イントロが奏でられた瞬間から、最後の1音が鳴りやむまで、誰一人としてステージから目を離さなかっただろう。
松井がステージを縦横無尽に飛び回り、それをメンバーが見て楽しそうに演奏している。やっぱり良いチームだな、と。心からそう思えた。 松井の虹色のギターストラップが光って見えたのは気のせいだろうか。
こうやってライブレポを書いているのだが、彼らの空気感はあの場所にしかない。是非ともライブ会場に足を運んでほしい。全てが良いとは言わない。ただ、あなたの人生を変える瞬間に出会えるはずだ。

text by kyotaro hayashi




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01/23@下北沢SHELTER otoセットリスト
1. Sensation
2. Brilliant step
3. Runble
4. Follow me
5. Litter
6. Ability
7. orz
8. world is over
9. fragile
10. fake
11. 新曲
12. Baby shitter
13. tiny tot
14. Happiness
15. star gazer
en. Days


oto公式サイト
ACROSS THE POP RECORDS公式サイト


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