その2「ジャンデック」

Posted on 2014.02.13

Category: COLUMN_Shiromizu


no passion, no noise。

どうも。吉祥寺の雪崩式フランケンシュタイナー、KAGERO白水です。

いま現在、KAGEROの新作創り真っ只中のスタジオでこれ書いてます。アルバムも四枚目ともなると、どっから湧いてきたんだこのアイデアみたいものが湧き出てきますね。破裂しそうにござ候。

アタマおかしくなってきた時は、アタマおかしい音をデジベルあげてLとRの耳にぶっこむに限るね、マジで。


「ジャンデック」
今回ご紹介しますのはこのひと。ジャンデック。

これね、いつだかのツアー中にハギが車で流してくれたんですよ。たぶんこれ白水さん好きだと思うなあっつって。

さすがだ。さすがだよお前。ダテに12年とか一緒にいねえな。わかってんなお前!!


まぁひとつ聴いてみましょう。



はい。
参ったねコレ。


じゃあもういっちょいってみよう。



はい。
すごいね。
すごいねコレ。


メロディなし。
リズムなし。
チューニング変。

だからなんやねん。

メロディとリズムなくちゃあかんか?
下からEADGBEでチューニングせなあかんか?
ピックは弦に対して垂直にストロークせなあかん?
テーブルのナイフとフォークは端っこから使わなあかんのか?

そんな哲学と主張がジャンデック自身にあるだかないだか知らん。

ただ、僕の中でずっと蠢いてた、表現って土俵におけるいろんなアレをひとつすっ飛ばしてくれたね。

ゆっとくけど、このひとこれテキトーにやってるわけじゃないからね。
ライブやるとコレこのままやりますからね。譜面見ながら。

とにかくおもろくなってジャンデックについて調べてたらさ、おもろすぎるエピソードばっか出てくるね。

みんなもテキトーにググッたらいろいろ見つかると思うけどさ、まず名前の由来のとこからすごいね。

「ジャンデックの由来は、英語で1月を意味する『January』にdekをつけただけで意味は無い。(本人談)」

なんなんすか!!
dekどっからきたんすか!!
てかなぜにジャニュアリー!!


そんなこと考えながらもう一発。
これは「Nancy Sings」って曲で、おおジャンデックにもちゃんと知り合いがいたんだ的な驚愕を呼んだ一曲。



ナンシー歌うまいなー。てかよくこのギターの上で歌えるなー。


昔はホントいきなりこんなのばっか入ったレコードをラジオ局にやたら送りつけてくるヤツってことで、全然世間にも出てこねーし、耳聴こえないひとなんじゃねーかとか、いろんな謎が飛び交ってたみたいなんだけど、最近はバンド従えてフツーに現代音楽調のライブやってますね。

変なことやりたい、じゃなくて、やりたいことやったら変なことになっちゃった。でも別にそんな言われるほど変でもないんだけどなあ。

本人はこう思ってんじゃないかなあ。


ラスト、謎の太鼓が鳴り響くこれ聴きながらお別れです。



ユーペインッユアーティース!!

情熱なくしてノイズなし。

そんでは。


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